研究

スズサイコ調査in兵庫県

今日はN浜さんにお願いして兵庫県にスズサイコの種子をサンプリングに行って来ました。2産地無事に回ることができました。どの産地もよさげな草地性植物のオンパレードでした。いやあ、楽しくみのりあるサンプリングでした。N浜さんありがとう。写真はたわわ…

調査と研究打ち合わせin関西

今日(といっても書いているのは11月3日)から27日まで調査と研究打ち合わせで関西に出張です。 初日の今日は夜行バスで京都に着き、高槻に移動してレンタカーで標本種子の研究のために、ヒメミソハギとイトトリゲモの調査をするために高槻、茨木、豊能と回…

オオマルバノホロシの種子採集やりなおし

夕方キャプテンがオオマルバノホロシの果実を大量に持って帰ってきました。標本作製で想定される色々な方法で乾燥させ、保存してみて、どのくらい種子の生存率が変わるのかを長期的に見るためです。彼が作った種子標本が今後私の退職まで定期的にチェックさ…

〆切を超過するダメ投稿

今日(書いているのは23日)は朝からずーっと論文書きをしました。今年の3月に植物分類学会のシンポジウムで話した内容を文章化してくれ、と原稿を依頼されていたやつです。9月30日〆切厳守だったんですが、編集担当のNさんに泣き付いて今日まで引き延ばして…

ようやく原稿執筆

懸案だった某雑誌への原稿をまとめ始めました。プロジェクトY(淀川)の話。懐かしいなあ。明日で原稿部分は完結させる!

Morphological dormancy【SEEDS 3章】

午後からゼミでした。キャプテンとMさんから研究の進展具合を聞いたあと、論文紹介。今日の担当はキャプテンです。SEEDSの3章の続きでMorphological dormancy、Morphophysiological dormancyについて。 Morphological dormancyとは種子の胚が未発達だったり…

頸城湖沼群調査

講義を終えて、すぐにキャプテンとサンプリングのために頸城湖沼群(上越市)へ。 キャプテンの卒業研究は標本種子を蒔きだして、どのような種、採集年代なら標本の種子から個体群を復元できるのかを明らかにする、というものです。ただ、すでに作られた標本…

大学の裏で植生調査

今日はMさんの卒業研究の手伝いで大学の裏のクロマツ林で植生調査を行いました。 Mさんの卒業研究は新潟大学構内のフロラ調査なのですが、それだけではあっさりしすぎているので、Mさんは大学構内を15のブロックに区分けてしてそれぞれ調査しています(と研…

ゼミでほぼ一日終わり

今日は午後からゼミがあり、ほぼ一日その関係の仕事をして終わりました。 10月10日にとなりの研究室と合同で中間発表会があるのでその練習も行いました。10日までに頑張ってもう一段階上のレベルにまで持って行ってほしいものです。 卒業研究を進めてもらう…

リマインダー

ついに某雑誌にお願いされていた原稿の催促がやってきました。 Nさん、すみません。本当に。 いつリマインダーが来るかとドキドキして待ってました(ドキドキする暇があればさっさと書け、と言わないでね)。 頑張って今週中に仕上げます。ハイ。

新潟県の野草図鑑の改訂

大学時代のボスであるI先生から電話。「あー、いま暇じゃろうか」というので、ええ、と答えると「じゃあー、いまからお邪魔しても、いいかのお」とのこと。わかりました、何時になりそうですか?と再度聞くと「教育学部の下におるんじゃあー」とのこと。・・…

栃木県シモツケコウホネ調査2012(3日目)

シモツケコウホネ調査3日目。朝から2箇所を地元の方々と一緒に観察しました。 一箇所はまだ咲いていないということで、生育地の水管理などについてコメントをしました。うまいこといくといいなあ。もう一箇所は域内も域外もうまいこと行っている様子。やっぱ…

シモツケコウホネの保全に関する研究を受託

日光市からシモツケコウホネの現地保全に関する研究を受託することになりました。今年は半期なので2回の現地視察のみ。来年度以降が本番になりそうです。12月までにいい報告書をあげられるかどうかが、来年度以降研究がちゃんとできるかに影響を与えそう。頑…

栃木県シモツケコウホネ調査2012(2日目)

今日は調査2日目。 行政の方々、研究者、地元の方々、総勢20名以上が集まってシモツケコウホネの保全について意見を交わしました。メニューは朝から現地観察会、午後から場所を移して保全に関する意見交換会という流れ。行政からは栃木県(3部署)だけではな…

栃木県シモツケコウホネ調査2012(1日目)

今日(とは言っても書いているのは25日)から二泊三日で栃木県にお邪魔して、シモツケコウホネの調査やら、保全に関する会議やら、研究の打ち合わせをします。 1日目は1個所生育地を観察して、明日の現地保全に関する会議の打ち合わせ。圃場整備を行ってから…

産地同定の論文を投稿

先日、シモツケコウホネのユビキタスジェノタイピングの論文を投稿したのですが、今日は流通株の産地を遺伝的に同定した話を保全生態学研究誌という雑誌に投稿しました。 6月末くらいまでで、共著者からコメントは帰ってきていたのですが、講義があったり、7…

振替休日に論文改訂

今日は土日の出勤の振替休日でした。 大学に行くくらいなら家で子育てせい、ということで家で次女と戯れつつ投稿論文の改訂に勤しみました。6月末に共著者からコメントが返ってきたにもかかわらず、9月までほったらかしにしてしまっていました。共著者の皆様…

シモツケコウホネのユビキタスジェノタイピングに関する論文を投稿

夜中にシモツケコウホネのユビキタスジェノタイピング(全個体遺伝子型解析)に関する論文をAquatic Botanyに投稿しました。6月中旬に共著者からコメントをもらったものの、9月まで寝かせてしまっていました・・・。この仕事自体は2009年に終わっている仕事…

驚きに満ちた一日

今日(と言っても書いているのは11日)は午前中に標本の乾燥処理と調査道具の整理、昼から大学院の入試、ゼミ、理科教育の研究室の修論発表会で一日が終わりました。 なんと書いていいのかわかりませんが、驚きに満ち溢れた一日でした。ビックリです。

論文投稿準備

6月に共著者からのコメントが返ってきたものの、ほったらかしにしていたシモツケコウホネの論文の改訂をしました。で、ほぼ終わり。今日の夜に新しい図を作図して明日には投稿できそうです。・・・1日ちょっとで準備できるならさっさとやればよかったと大い…

サンプル処理、道具の後片付け

今日は韓国から帰ってきて初めての出勤でした。 外に出てサンプルを集めてくるわけですが、帰ってきてからはその処理やら道具の後片付けやらでかなり時間を取られます。今日は標本を乾燥機にかけたり、道具を洗ったりしているうちに終わりました。 ああ、あ…

韓国水草調査(10日目)

今日は韓国水草調査最終日。といっても朝から晩まで移動です。釜山からのチケットを取れなかった関係で、わざわざキンポ国際空港まで移動。台風14号のせいでキャンセルになるか心配しましたが、なんとかキャンセルにならず。夜に関西に到着。無事に日本に帰…

11月にフサモ調査

11月頃に再度釜山に来て、オグラノフサモを調査することになりました。3-4日間くらいでしょうか。その際にカウンターパートの大学で学生向けにセミナーをして欲しいということに。30-60分程度ということで受けることにしました。私のひどい英語でも大丈夫だ…

韓国水草調査(9日目)

今日は午前中はカウンターパートの研究室で作業をして、午後は荷物を送ったり、近くのため池に調査に行ったりしました。大学のすぐ横にサンショウモやガガブタ(しかもよく結実している)がわんさかいる池があるというのは素晴らしい。今日の写真は昌原大学…

韓国水草調査(8日目)

ふてくされていても仕方ないので、カウンターパートと色々と仕事の話をしました。で、最後に見た池で採集したものがオグラノフサモMyriophyllum oguraense Mikiであることを伝えて、調べてもらうと韓国では恐らく初記録(本当は違うんだけど)であるだろう、…

韓国水草調査(7日目)

調査7日目。とは言っても昨日でサンプリングは終わったので今日はサンプル処理日です。各地で採集した標本を整理してパッキングして日本に発送。釜山から新潟までで4000円程度。安い。中国で作成した標本は数年たってもまだ送ってもらっていません。どうなっ…

韓国水草調査(6日目)

今日は慶尚北道と慶尚南道の調査です。 慶尚北道の産地もベニオグラコウホネ(タイワンコウホネ)でした。そんなに大きい集団ではありませんでしたが、無事に採集できて満足であります。次の慶尚南道の産地では生育を確認することができませんでしたが、6勝2…

韓国水草調査(5日目)

今日は韓国の北東部で調査。ネムロコウホネNuphar pumilaを期待しましたが、やはりベニオグラコウホネ(タイワンコウホネ)Nuphar oguraensis var. akiensis(≒N. shimadai)でした。北緯38°を超えているので、最も北の産地ということになるでしょう。たった…

韓国水草調査(4日目)

今日で4日目(実際の調査は3日目)。 前日に予備調査をしているので、午前中であっという間にサンプリングが終わってしまいました。なんて素晴らしいサンプリングなのでしょう。ちなみにベニオグラコウホネでした。これで4箇所目。サンプルも128サンプル。5m…

韓国水草調査(3日目)

今日は2箇所まわって、1箇所で生育を確認。標本データに基づいてまわっているのですが、その位置情報の精度が素晴らしい。でも同定が間違っていることもあるよう。1箇所目はガガブタでした。コウホネをみたことがなければ、ガガブタの葉っぱだけを見て、コウ…