140910
●処理済み
【研究関連】
・プログレスミーティング(8:45-9:50)
・論文紹介+輪読(10:00-12:00)
・論文添削(N君)→リザルト
【大学】
・理科会議(12:00-14:00)
【大学】
・分類学会バックナンバーの値段の問い合わせ→図書担当、会計、編集にメール
【その他】
・メール送信(3件)
●残務
【日々の仕事】
・研究者情報入力(残りはまた今度)
【研究関係】
・平凡社図鑑執筆(スイレン科、アリノトウグサ科)
・韓国産オグラコウホネ
・原稿執筆(14本以上→細かいことは2012年6月10日以前の業務欄を参照)
【分類学会庶務幹事】
・議事録作成2本
・質問対応2件(分類学会関係)
・新役員の選定の段取り
【博物館の残務】
・竹下書簡の整理→川端氏からの翻刻チェック
・自分の標本、ラベル作り(特に大阪RDB関連の標本の整理・登録・配架)
水生植物のシードバンクの発芽方法に関する研究
今日はプログレスミーティングの後はW君による水生・湿生植物の土壌シードバンクに関する研究の論文紹介がありました。湿潤条件と冠水条件で土壌撒きだしによる発芽試験を行って、出てくる種構成とその量を比較したところ、種構成はあまりかわらず、発芽数は湿潤条件の方が多い、という話。しかし、結果をよくよく見ると土壌から出てきた種は湿生植物ばかりで、肝心の沈水植物は全然出てきていませんでした。
W君は福島潟から採集してきた土壌に対して、前処理2条件、水深2条件の合計4通りで撒きだして発芽試験をしています。彼らと同じ結果になるでしょうか・・・。
Boedeltje et al., 2002.
Applying the seedling-emergence method under waterlogged conditions to detect the seed bank of aquatic plants in submerged sediments.
Aquatic Botany 72: 121-128.
これ以外にはY君による森の分子生態学2の輪読。フタバガキ科の研究の紹介でした。なかなか4年生には理解するのが難しい内容だったと思います。お疲れさまでした。