水草研究会第32回全国大会2日目

ヒロハオモダカの生育地での観察の様子

 水草研究会第32回全国大会の2日目は例年どおりエクスカーションです。淀川沿いを案内しました。参加者は50名。とにかく暑くて大変だったのと、期待していた浮遊性外来水草が全くといっていいほど見れなかったこと、帰りに渋滞に巻き込まれたことを除けば、見たいものは一通り見れたし、怪我も熱中症もなく無事に終わることができました。東北地方以北の参加者はあまりの外来種の多さに驚いていました。ジャンボタニシでも話のネタになりました。近畿地方以外の会員はネジレモを見れたので満足した様子。
 あぁ、終わった・・・。参加していただいた皆様、お疲れ様でした。世話役の皆さん、講演会を引き受けてくれたFさん、バイトの方々、本当にありがとうございました。


●観察した種
<庭窪ワンド>
水草:ナガエツルノゲイトウ、ミズヒマワリ、チクゴスズメノヒエ、アイオオアカウキクサ、ウキクサ、コウキクサ、クロモ、マツモ、オオカナダモ、コゴメイ、ヨシ
その他植物:セイタカヨシ、シロネ、オオブタクサなど
その他動物:スクミリンゴガイカダヤシ、アワダチソウグンバイ、ブタクサハムシ


<淀川新橋下〜点野ワンド>
水草:ヒロハオモダカマツバイ、オオミズヒキモ(カモガワモ)、エビモ、センニンモ(エビモとの雑種の可能性)、ササバモ、マツモ、クロモ、オオカナダモ、コウガイモ、ネジレモ、ホザキノフサモ、ナガエツルノゲイトウ、ミズヒマワリ、アサザ、コゴメイ
その他植物:ミドリノハカタカラクサアメリカスズメノヒエなど


枚方市出口>
水草:ヒロハオモダカ