ナガエツルノゲイトウ料理

 標本として採集したナガエツルノゲイトウ(ヒユ科)の一部を料理しました。
 中国の図鑑を読むと一応薬用植物としての効用も書かれてあるので、食べれそうです。また、某博物館の行事に役立つかもしれません。


 塩茹でと油炒めをとりあえず試しました。 
 塩湯でしたナガエツルノゲイトウの先端の若芽はホウレンソウ(アカザ科)の食感や味に似ていました。近縁のグループだからでしょうか(アカザ科はAPG分類体系ではヒユ科に含まれています)?ただ、茎の繊維が硬くて食べ辛いものもあります。
 油炒め+塩コショウは、若芽はホウレンソウのようでした。が、やはり茎は食べ辛い。
 食後しばらく舌にえぐみが残って大変でした。たぶん塩茹でして食べたものが原因と思います。油炒めならいけるかもしれません。なんでこんなに体を張っているんでしょう、ワタクシ。
 

 写真はナガエツルノゲイトウのおひたし。
※残った植物体は全て炒めて殺しました。