カンガレイの種子集め

写真はキャプテンがカンガレイの大量の種子を仕分けする様子。現在、様々な方法で標本を作ってみて(維持管理方法を含めて12通り)、のちの標本種子の生存率が変わってくるかを確認しようとしています。今のところ水生・湿生植物を中心に選んで、カンガレイ、ホシクサ、キクモ、スズサイコ、ヒメミソハギ、タコノアシが終了。あとはコガマ、オオマルバノホロシ、イヌハギの種子集めが残っています。
 12通りの処理をした後は毎年、発芽試験を行う予定でいるので毎回100個の種子を実験に使うと仮定(実際は小分けにして反復を取ると思うけれど)、私が退職するまでの間20回発芽試験を行うとすると…12通り×100個×20回=24000個という膨大な種子サンプルが必要になります。これができれば良い研究になると思うのですが、それも全てキャプテンの双肩にかかっているわけです。頼むぜ、キャプテン。