水草コレクション整理2

 今日は朝から近畿植物同好会の方々の標本整理をサポートしつつ、水草コレクションの整理を進めました。
 最近の分類の改定で本州のミズワラビ(Nタイプと言われていたもの)は全部ヒメミズワラビCeratopteris gaudichaudii Brongn var. vulgaris Masuyama & Watanoになってしまったのですが、そんなのを反映させていると、結構アノテーションを貼らないといけません。
 あと、セトヤナギスブタBlyxa alternifolia (Miq.) Hartogの日本新産報告(浜島,1982;Jour. Jap. Bot. 57, 223-224)に用いられた標本(TNS417932)の重複標本も出てきました。
 今回整理しているコレクションにはタイプ標本は含まれていませんが、貴重な標本が沢山含まれていて、東海地方の水草を調べるなら見ておく必要がある重要なコレクションと言えそうです。