流通株の由来

 K大学にうかがって実験をしました。2月に入る前に終わりにしてしまいたいと思っています。
 さて今日は、先日購入したシモツケコウホネやナガレコウホネの遺伝子型を決定しました。まとめてみると・・・、なんとどこら辺の株かまでわかってしまいました。
 結果は、A社のシモツケコウホネ日光市のもの。B社についてはシモツケコウホネ、ナガレコウホネ、ナガバベニコウホネとして購入したものは全てナガレコウホネ(形態からして全てナガレコウホネとわかるのですが)で佐野市のとある川のものでした。
 シモツケコウホネについては残存個体の遺伝子型をほぼ全て確定しています。流通株を調べれば産地識別はもちろん、山採りならクローン同定までできると思っていましたが、ここまで綺麗に結果が出るとやっぱり驚きます。こういうことが遺伝子型ライブラリーを作るとできるんだよ、という報告をどこかに書く必要があるね、とKくんやYくんと話しをしたのでした。