植物園案内「木の実と鳥」(12月)

 今日は月例の植物園案内です。今月のテーマは木の実。動物研究室のW学芸員と地史研究室のT学芸員をお招きして、鳥が食べる木の実を中心に進めました。いつもと違うメンバーだったので、話題も多岐にわたって、世話役の私も勉強になりました。鳥方面では、ムクノキが人気とか、センダンも木によって減り具合が違うとか、コムラサキが不人気とか、モチノキ科でも人気に差があって、ウメモドキは全然人気がないとか。植物遺体方面では、化石でトチュウの果実が出てきて、それを割ってもグッタペルカの糸を引くとか(これが一番の驚きかも)。
 ということで、参加者の感想はさておき(さておいちゃだめですが)、とっても楽しい植物園案内でした。
 参加者:66名(うち友の会会員38名)、補助スタッフ:5名、担当学芸員:3名

【今日見た植物】ポインセチア**、モミ*、クスノキ*、エンジュ、ナンキンハゼ*、オリーブ、センダン**、トウネズミモチ*、サンシュユ**、ユーカリ属2種、タラヨウ**、ウメモドキ**、クロガネモチ*、モチノキ*、エノキ*、ムクノキ*、ノグルミ*、ハマナツメ、アキニレ*、コムラサキ**、サキシマフヨウ**、オオデマリの狂い咲き、アオギリ*、モミジバフウ**、フウ**、トチュウ**、シナアブラギリ**
(*)全体で解説したもの、(**)私が解説したもの