川遊び3

芥川に生えるツルヨシ

 今日も摂津峡に川遊びにやってきました。いや、普及行事「ジュニア学芸員になろう!」の本番です。この行事は「自分で何かを調べて、結果を解釈して、それをもとに展示を作製する、という学芸員の仕事の一連を、中学生〜小6までの子ども達が3日間で体験する行事です。1日目でデータをとり、2日目にデータの解釈と展示作成開始、3日目で展示完成と発表、というのが毎年の流れ。3日で展示にしなければならないので、テーマを準備して、色々と道筋を整えてあげないといけません。
 今回のテーマは「河原の石のサイズ」と「ツルヨシの生育形の変化」と「カメムシシアター」。私はもちろんツルヨシチームです。芥川の上流から順に3箇所で1m×1mのコドラートを設置して、立っている菅と倒伏している菅を分けてカウントして、大きいものから10本の長さを計測しました。根元の茎の太さも測りたかったのですが、時間的に無理でした。結果は、比較的わかりやすい結果で、下流に行くほど、サイズが大きくなり、立っている菅の割合が増えていく、というものでした。さあ、明日はデータをまとめて展示作成です。
 ところで、今回の行事に参加した子どもは10人。対して学芸員3人、博物館実習の学生さん3人、補助スタッフ2人。なんか手厚すぎる??