オオフサモMyriophyllum aquaticum

 オオフサモは南アフリカ原産の沈水から抽水植物です。大正時代にドイツ人が観賞用に持ち込んだものが野生化したものといわれ、現在では日本各地に広がっています。淀川では結構古くから確認されていて、1970年代の河川調査にも出てきています。現在では支流や周辺の水田、ため池も含めて、淀川には点々と定着しています。特定外来生物に指定はされていますが、近年爆発的に増えて問題になっている、ミズヒマワリやナガエツルノゲイトウ、ボタンウキクサホテイアオイに比べると幾分かおとなしい感じがします。でも、上記の四天王が居なくなると爆発的に増えることもあるので注意がひつような水草ですね。
 2010年6月15日高槻市上牧にて行事「上牧」の下見の際に撮影。