淀川ゼミ

 今日は昼過ぎから某歴史系博物館に行き、淀川ゼミに参加してきました。
 今年はともに淀川の特別展を企画しているということで、学芸員レベルでの勉強会をしよう、というもの。
 身内の発表は置いておいて、歴史系の話は普段は聞く機会が無い話でしたので、とても面白かったです。特に、1700年代の河内と摂津の地図を別室で見せていただいたのですが、とても興味深いものでした。どこの山がひどく使われていて、山崩れを起こしているとか、淀川下流や交野で新田開発が進んでいるとか、堺はやっぱり港で、住吉大社が海岸に近いとか。
 淀川下流の新田開発をしている地域の前面にはヨシ原が発達して確かに葦原と書いてあります。・・・が、鵜殿とか本流には書いてありません。きっと開発に関係ないからなのでしょうが、葦原とかまでちゃんと書いてあったら、縮尺もそれなりにしっかりしている地図なので、面積の変遷とか大まかに追えそうなのに。残念。