オオカナダモの花(雄花)

 南米原産のオオカナダモ。常緑、多年生の沈水植物。雌雄異株なのですが、日本には雄株しか入ってきていないとされています。これはコカナダモも同様です。大和川や淀川では最も頻繁に目に付く水草ですね。千切れ藻からの繁殖能力がいかに高いかがうかがえます。
 新しいカメラにルーペを添えて撮ってみました(N学芸員に教えていただきました)。一部蹴られているけれど、まぁこれくらいなら素人の私としては満足です。花弁が3、雄しべが9、それぞれが3、3、3、3と60°ずつずれて配列しているのがわかります。
 京都市右京区有栖川にて撮影(2008年6月14日)。