懺悔ゼミ

 博物館では毎月、学芸員と外来研究員によるゼミを行っていますが、それとは別に今日は2006年の研究成果に対する反省と2007年の目標を宣言する、通称「懺悔ゼミ」と呼ばれるものがありました。とにかく懺悔するわけです。とはいえ、話を聞くと皆さんやっぱりちゃんと業績をあげておられます。先輩学芸員の抱えている仕事量を考えるとよくこれだけ研究できるなぁ、と感服いたしました。
 ということで、私は2007年の目標のみを話しましたが、少し盛り込み過ぎました。無理かも。最低限は学位論文の提出と現在投稿中の2本を確実にアクセプトさせることです(いっぱいここで書くとあとが怖いのでこの程度で)。
 2006年度の研究面の反省としては沢山あります。ゼミで発表しなかったので、ここに密かに書いておくと、投稿論文が3本通ったものの、これは院生時代に書き終わっていたものが2本と外国の研究者との共著が1本で、学芸員になってから第1著者としては1本しか書けませんでした。また、アブラナ科のジャニンジンについて研究を進めようとしたものの、途中でストップしてしまいました(学位論文以外の仕事をする余裕が無くなってしまった)。ということで、新しいテーマの開拓はあまり進んでいない状況。良くないなぁ。今年で学生時代の貯金がなくなってしまいそうなので心配です。共同研究者に見捨てられないように頑張らないと。


 学芸ゼミは濃い内容が3題。頭が疲れました。2題が限度ではないかと。