頸城湖沼群水草調査

クロモの雄花と花粉

 9月14-15日の二日間、上越地方を中心に活動している団体から、水草研修をお願いされています。上越地方の水草を紹介するということで、頸城湖沼群と旧・三和村周辺を回る予定です。
 頸城湖沼群は柿崎町から上越市大潟地区の海岸にかけて点在している湖沼で、新潟県でも有数の水草の多様性を保持しています。全部合わせたら巨椋池並の水草の多様性がある物凄い場所です。そして、実は私の卒業研究の調査地です。…しかし、10年以上もまともに調査していないので、いきなり案内することもできないので下見に行ってきました。
 やっぱり10年も経つと全然植生が変わっている池もあります。ほぼ無植生だったのに、ある池は水草まみれになっていました。地元の人の話では、ソウギョが居なくなったからとか、役所の人が水草のタネをまいたとか(ホントか?)、色々あってはっきりしません。
 幸せな一日でした。やっぱり、私は水草のことが好きなんだなあとしみじみ思ったのでした。しかし盛り上がりすぎて、下見の半分も終わりませんでした…どうしよう。