今年度の寄贈・交換標本

 博物館では毎年「館報」なる、その年何をしたのかを報告する冊子を出しています。あんまり見たことがある人はいないと思いますが、その年にどれくらい標本を収集したとか、どこに調査に行ったとか、誰がどれだけ論文や報文を書いたかなど細かいことが書いてあります。
 で、原稿を書くために今年度の寄贈・交換標本数を改めて整理したのですが、6159点(交換は4箇所で1251点、寄贈は4908点)でした(先日仮受け入れしたS水コレクションは含めていない)。しかもこの6000点にはS戸さんが整理して入れている奈良県産の植物標本や私の標本も足されていないので7-8000点にはなるかと思います。結構な数です。
 もちろん全てがマウントされて配架された訳ではありません。半分くらいはまだマウント待ちの状況です。明らかにマウンターと登録作業を行う人員が足りない状況です。そして、標本棚が足りない・・・。先はまだまだ長いです。