特別陳列「三木 茂博士が収集したメタセコイア化石と水草標本」

 7月24日から開催する、三木博士に関する特別陳列のプレス発表が出ました。
●大阪市立自然史博物館の新着情報 7月24日より特別陳列「三木 茂博士が収集したメタセコイア化石と水草標本」 を開催します


 三木博士は多くの水草を記載し、当時の日本水草誌とも言える「山城水草誌」をまとめた、日本の水草研究創成期の第一人者です。しかし、三木博士が水草を重点的に研究していたのは実際は30代までで、それ以降は植物化石の研究に移行していきます(水草の化石はそれ以降も研究しています)。
 今回の展示は三木さんの研究人生をたどったものにしようと考えています。水草の研究でしか三木博士を知らない人も、今回の展示を見たらどうして植物化石の研究に移っていったのか、三木さんが何を目指して研究していたのかがわかっていただけると思います。
 淀川展の準備が無事に終わっていれば・・・そんな展示になるはずです。きっと。
 今日の写真は三木博士が書いたイヌタヌキモ(山城水草誌(1937)より引用)