コウホネ属栃木県調査9月(2日目)

 シモツケコウホネの生育地で朝から夜まで訪花昆虫の調査と、群落の分布を地図に落とす作業をしました。2002年から2005年にかけて一気に増えたそうで、初めて訪れた2003年の時点でこの種の調査を行っておくべきでした(大いに反省)。圃場整備を担当する県の方で詳しくとるかと思っていたんですもの〜(いいわけ)。
 訪花昆虫に関しては、4-5種程度でコハナバチ類(たぶん)が有効な訪花昆虫のようでした。種類はあとで昆虫研のお方に同定してもらわねば。ネクイハムシは見つからず。無念。
 群落のサイズと分布に関しては水路全体に広がり、過密になりつつある状態。このまま放置すると土が溜まるのと、株が成長するので、河床がだいぶ上がってきそう。農業用水路として使用していることもあり、定期的な掘り上げが必要になりそうです。これをどう行っていくかがまた問題なんでしょうが・・・さて。