大阪府の花はなぜサクラソウか

 明日から石鎚山に友の会の合宿で行ってきます。今日はその準備と質問やらで終わってしまいました。
 今日は、市民の方から「大阪府の花はなんでサクラソウなのか?」という質問を受けました(大阪府の木はイチョウ、花はウメとサクラソウ)。サクラソウは大阪には記録はありません。同じ属のクリンソウ金剛山に分布するのみです。質問はもっともです。なんでなのかよくわかりません。説明している大阪府のページのサクラソウの写真もクリンソウです。直接大阪府の広報に聞いてみました。答えとしてはサクラソウ属全部を含めて府の花を「サクラソウ」としているのだそうです。わかりづらい。昭和63年の府民投票によって決まったそうで、緑に親しんで欲しい、ということでサクラソウ属(プリムラ類)に指定したのだそう。そんなに府内にプリムラが他の園芸種に比べて多く植わっている気はしませんが・・・
 ちなみに、大阪市の花はパンジーです。これについて、博物館学芸員だったS戸先生は、「梅にすべきだったと思う」と仰っていました。パンジーになった理由は、府と同じなのでしょう。でもそんなにパンジーが市内に植わっている気がしないのは私だけかなぁ。