植物分類学会2日目

 今日は学会2日目。
 この日記は20日に書いているので自分の発表の反省をここに挙げておきます。学会後にまとめ(レポート作成)をすると後で自分の研究を整理したり、新しい研究を始めようとするときに役立ちます。決してヒマ人だからレポートを作るというわけではありません。これは竹中明夫さんのホームページをみた修士の時から実践しているものです。
 宴のあとに:学会が終わってからやること
 ※竹中さんの「学会発表の心得など」に挙げられているコンテンツは勉強になります。

【タイトル】
 水生植物コウホネスイレン科)の系統地理と形態変異(ポスター発表)
【前日までの準備】
 博士論文の5章の一部を切り出した内容なので、構成に特に悩むことは無かった。今回からポスターの縮小版を作成。最近の論文の別刷や博物館の資料(展示更新のチラシ、バードフェス、友の会)も持っていく。事前に1回打ち出して博物館の他の学芸員の意見を聞いた。準備期間は全部を通して2日くらいか。
【大会期間中の様子と反省】
 ポスター発表自体は最初は集まりが悪かったが、それなりの人数に説明することができたと思う。ただ、ポスター会場が2つに分かれてしまっていて、もう1つの会場に人数を取られてしまっていたように思う。直接ポスターの前で処理できたお客さんは20-30人くらいかも。ポスターセッションの時間が1日目、2日目を合わせて1時間30分程度しかなかったため、他の人の話を聞くことが全くできなかった。人の発表を聞きにいく時間を作るべきだった。
 2日目から置いたにも関わらず、論文の別刷は20部全部,ポスター縮小版は36枚,博物館関係の資料は友の会のパンフレット以外は20部以上出たと思う。2日目からポスター前にわかるように置いたので、かなり宣伝に効果的ではないかと思う。アピールの仕方は更なる工夫が必要。ポスター発表時に説明していない人もあとで、コメントを寄せてくれた。ただ、準備に2日もかけているようでは大学院生と同じレベル。もっと手早く作れるようにしないといけない。
【その他の反省】
 国立科学博物館が大きいポスターを会場内に張り出していた。自然史博物館のポスターを持っていってもっとアピールすればよかった。
※ちなみにポスターは博物館の植物研の前に貼ってます。縮小版も置いてます。