標本整理と分布図作成
今日は朝からひたすら4月から取りためた標本の整理と、特別展に向けた水草の大和川水系における分布図を作成しました。あー、大変でした。
一応、なんとなくの傾向はでていて面白いです。オオカナダモは奈良盆地南部にしかいないとか、カワヂシャも河口部まで広く分布しているとか、やっぱり雑種はほとんどみつからないとか。あと、大和川の流水性の沈水植物相は種多様性の視点においては本当に貧弱なんだなぁと。
ただ、奈良盆地の中央から北部にかけてごっそりと抜け落ちてしまっていて、ちょっとまずいですね。まだ調査をしていく必要がありそうです。・・・が、あたくし、調査している余裕があるのでしょうか。
あと、これだけ労力をかけて分布調査をしているのだから、プロット落としてお終いになるのは残念な気がします。環境データも取(る余裕があ)ればなぁ、色々と解析できるのに。あぁ、残念。