回らない寿司屋を知らない子ども

 明後日は長女の運動会です。嫁さんはその準備に余念がありません。一週間前から準備しなくていいのに・・・。で、運動会のあとの家族での打ち上げの会場も決めておくことになりました。
 第一希望は回転寿司(●っぱずし)です。大学の教員ともなれば回らない寿司屋で「大将、今日は娘の運動会だったんだぜ。おすすめのネタをじゃんじゃん頼むぜ。ワイルドだぜ〜。」「頼むだけ頼んで、食べれなかったぜ。ワイルドだろ〜。」といくものかと学生の頃は思っていましたが、大学生の頃と全く変わりません。この現状を妻と嘆いていたら、娘が「回らない寿司ってなに?」と聞いてきます。なんと!回転しない寿司屋を知らないらしいのです。あまりの私の甲斐性無しぶりに自分でもがっかりであります。
 娘は回らない寿司屋のこと何と呼ぶのかを聞いてきます。彼女の予想では「かい」か「かいてん」が外れて、「てんずしや」か「ずしや」かのどちらかであろう、とのことでした。・・・。ちゃんとした寿司職人が目の前で握ってくれる寿司屋に「いつか」連れて行ってやろうと心に固く誓ったのでした。