修論中間発表と全体ゼミのあり方

 今日は全体ゼミでうちの修論生の中間発表2題がありました.
 まず,内容に入る前に2人とも散漫とした内容でした.もっとわかりやすくできたはずです.これまでの修論生のレジュメを参考にして下さい.そしてもうM2なんだから「前の研究室では〜だった」などという言い訳はやめましょう.
 で内容についての感想.


 Oくん・・・外来水生植物ミズヒマワリの生態学的研究.生態的特徴を記載的に調べた内容(に最終的にはなるんだと思う).今日は種子発芽に絞った内容.だが,修論全体のアウトラインを示した上で発表する必要があった.聞いた人は種子発芽がOくんの中でどの位置に置かれているのかさっぱりわかりません.どうコメントしたらよいかも悩ましい.種子発芽はサクッと半分以下に内容を削れたはず.
 
 Yくん・・・ウキクサの殖芽形成に関する研究.まず詳細にデータを取っていて感心しました.野外の状況を詳細に記述したデータは非常に価値高いと思う.ただ,プレゼンテーションの仕方に難がありました.発表は「人に理解してもらう」という気持ちを持つことが非常に大事です.「見ていただければわかります」という態度はまずいです.これは自分で意識的に変えていくしかありません.がんばれ.もう何回も言ってることですが.


 厳しい意見を言われるのを恐れずにどんどん良い内容に練り上げていってください.期待しています.
 

 その後,ゼミに参加している人たちで全体ゼミのあり方について議論になった.まぁ,結論から言うと,うちの研究室がしっかりしないとだめだよってことです.このことをうちのボスがどれだけまじめに考えているのか甚だ心配です.かなりボスが本気にならないといけない状況です.
 そんな危機的状況を踏まえて全体ゼミとは別に研究室内のゼミを再開することになりました.頑張りましょう.私も頑張ります.


 結局,こっちに移って来ても毒を吐いてしまいました.
 ワタクシ学習能力低いです.ハイ.